アメリカではもめごとが一番大変なので、その辺の注意事項を参加者に伝え、二手に別れてお掃除開始。10mおき位にゴミ箱が設けてある公園でしたからそれほど目立ったごみは多くありませんでした。皆さん真剣にごみを拾ってくれました。30分ほどでパークはゴミゼロ状態。我々の任務は完了です。

気になるゴミの内容ですが、一番多かったのがタバコの吸殻。日本と違い灰皿が全く備え付けていないのでこういう結果を招いたのか、それともやはりモラルの問題なのか。火がついたタバコのポイ捨て、火が消えたタバコの吸殻でも散歩をしているワンちゃんには危険です。我々の行動を見ていたスモーカーの方がポイ捨てを辞めてくれればこの公園はもっとワンちゃんに優しいところになるでしょう。

参加者の感想は皆一同に「気持ちがよかった」でした。一人ではできませんが、こうしてみんなと力を合わせて一つのことをやり遂げたことが快感でした。

トレイルに入ってすぐの所は、ウンチだらけという言葉がぴったりなほど忘れ物だらけ。大量に用意していた袋はほとんどここで使い果たしてしまいました。トレイルの中程〜折り返し地点の岩（ビューポイント）までは、ペットボトルや空き缶が数個とガムやアメの包み紙がちらほら、という程度でほとんどはウンチ…。悲しいことに、自分の犬のおトイレの後片付けをしない人が多いようです。

そしてもうひとつ驚いたのが、原生林の中という事で水分が多いようで、ウンチは忘れ去られてから少し時間が経つと、白いカビに覆われるのです…初めて見ました…。おかげで見つけやすいという利点はありましたが…。

結局、往復約80分で、袋2つがいっぱいになりました。次回はもっともっと袋をたくさん用意していかなくてはなりませぬ。持って行っても使うことがないような状況になっていれば嬉しいですが…。